若い人からお年寄りまでブームの脳トレ。それに右脳開発トレーニングも人気です。特別なものを購入しなくても,脳トレは生活の中でできる機会がありますし,右脳開発は趣味で行なえます。そのことについてのヒントを書いてみました。
最近盛んに言われるのが,脳トレ。若い人が老化防止に行なうだけでなく,おじいちゃんおばあちゃんも“脳トレ”という言葉を使って頑張っておられます。それと同じく,右脳開発,つまり右脳を鍛えることについてもよく言われます。脳トレをすれば,右脳開発ができるのでしょうか?必ずしもそうではありません。むしろ,全く別物と考えた方が良いでしょう。ゲームなどでもお馴染みの脳トレは,漢字の読み書きや暗算などがメインです。つまり,インスピレーションで働くとされる右脳のトレーニングではない,ということです。右脳を鍛えるには,イメージをしたりもの作りをしたりすることが必要です。脳トレと右脳開発は別物ですが,両方を行なえば脳は活発に働くようになります。
脳を鍛えるトレーニングは,日常の生活の中で行なうことができます。例えば,車に乗っていて対向車線を走ってくる車の色を言う程度のことでも脳は活発に働きます。普段は何となく前を見ているのを,「白・白・黒・グレー・赤・白…」とぶつぶつ言うだけのことです。脳は,見た色を認識して言葉に出す,という活動をする訳ですので,その分トレーニングになります。当然,運転しているときには気を付けて。職場や学校に行くまでに,信号がいくつあったでしょうか?その内,青で通れたのはいくつ?と考えると,記憶力が鍛えられます。買い物の量が少なければ,暗算で合計金額を計算できるでしょう。このように生活の中で脳トレできる場面はたくさんあります。
イメージ力を身に付けたり,インスピレーションを高めたりするのには,趣味を持つことが役立つでしょう。それも,アナログな趣味を選びましょう。例えば,ガーデニングはどうでしょうか?考えたとおりに植物は育ってくれないものです。また,天気もいろいろに変わります。それに対応して,イメージしたとおりに育てていく訳です。どの芽を摘むか,どの葉を落とすか,といったことは直感で行なわなければいけません。それを続けていくと,右脳で考える力が養われます。得意ジャンルのことから始めると良いでしょう。その方がとっさの判断ができやすいですし,何よりも長続きする利点があります。多趣味な人ほど想像力が豊かで直感が働きやすい人と言えるでしょう。